AIR2の新機能まとめ

いつ出るのか気になっているAIR2.0について新しい機能を以下のURLの情報を参考に調べてみた。


http://labs.adobe.com/technologies/air2/
http://www.adobe.com/devnet/logged_in/rchristensen_air_2.html

・プリンタとの連携を強化
 TLS/SSLソケット通信のサポート
 TLSv1, SSLv3


・大容量ストレージ(USB)の検知
 SSL通信,UDPのサポートなどのネットワーク機能強化、ソケットをlistenできる
 サーバソケットAPIを使うことにより軽量なサーバを走らせてTCPソケットで通信できる
 P2P型アプリなどを構築可能になった
 

・ネイティブコードとのインテグレーションをサポート
 native process APIを使えばネイティブアプリの起動、連携が可能になる
 SDKにOS固有のインストーラ(exe,dmg,rpmなど)を生成できるようにした
 ※クロスプラットフォームではなくなるアプリはこの機能を利用


・ファイルのオープンをデフォルトアプリケーションで出来るようになった
 File.openWithDefaultApplicationを使用


マルチタッチやジェスチャーのサポート
 マイクの生データにアクセスできる新しいAPI
 マイクから入力されたデータを直接アクセスできるようになった


Webkitのアップデートに伴うHTML5/CSS3のサポート
 グローバルエラーハンドリング
 同期・非同期などのエラーをひとつのコードでキャッチできるようになった


クロスプラットフォームのプリント機能の改善
 Macでのベクタープリント機能のサポート
 セキュリティの強化やエンタープライズのサポート、標準化(government standards)


他にも、

IPv6のサポート強化
・NativeWindowの最大サイズを大きくした
 4095x4095
DNS lookup
 DNSResolverクラスを使うことにより可能になった。IPv4,v6の両方で可能
・ドラッグ&ドロップ(File promises)の対応(Win,Macのみ)
 AIRアプリのウィンドウに対してファイルのドラッグ&ドロップが行える
・CPU利用の効率化
・メモリの使用を削減
・ランタイムやインストーラのサイズ小さくした


があったけど、個人的にはマイク入力とソケットのListenが面白そうなところ。
グローバルエクセプションとか何気に便利そうなところもいい。


サンプルは以下のURLにあったけど、インストールはしていない。

http://labs.adobe.com/technologies/air2/samples/